信頼できるお店でショッピングするのが海外通販の大前提ですが、 もし「偽物が届いた」「本物だと思って注文したらコピーだった」といった
トラブルに巻き込まれたら、どうすればいいのでしょうか。
特に最近は中国からの海外通販で、偽物が送られるトラブルが増えているようです。
まずはショップへ問い合わせ
ロゴが違う、質感が違うなど「偽物かな?」と思われた時にはまずショップに確認してみましょう。
何か手違いがあった、ということもありますよね。
以下、問い合わせメールの例文です。
完璧な英語ではないですが、言いたいことは伝わるはず!
Dear Customer Services,
カスタマーサービス御中I received my order (注文番号) on (日付), but the item I received is the imitation.
私は(日付)に(注文番号)を受け取りましたが、受け取った商品は偽物でした。I have attached a photo showing the condition of the item.
写真を添付します。Please send me genuine one, or refund to my credit card.
正規品を送るか、クレジットカードに返金してください。Best regards,
よろしくお願いします。
偽物の可能性や破損で問い合わせると、「写真を送ってほしい」と言われることが多いです。
「もしかして、偽物だった、と言って騙そうとしているのでは?」とショップ側も疑うのでしょう。
その為、正規品との違いが分かりやすい画像をメールに添付しておくと話がスムーズに進みます。
問い合わせ後、ショップから連絡がない
偽物を送ってくるようなショップの場合、連絡がつかなくなることも多いです。
その場合には、消費者庁越境消費者センター(Cross-Border Consumer Center Japan:CCJ)などの機関に相談しましょう。
同時に、クレジットカード会社へも連絡し、支払い中止や返金を願い出ることも大切です。
しかし、返金できるかどうかの判断基準はカード会社によりまちまちで、必ずしも返金が可能とは限りません。
何よりも予防が大切
偽物を売りつけるショップは悪質な場合、連絡が取れなくなるなどして、問題の解決が難しく、お金を取り返せないこともあります。
その為、買い物前にしっかりとチェックすることが大切です。
ショップの住所や電話番号は明記されているか、返品やキャンセルポリシーは書かれているか、といったショップ自体の信頼度ももちろん、商品のサイズやカラーなどスペックを正規品と照らし合わせてみましょう。
また、あまりに安すぎる商品は疑うことも大事です。
ちなみに、模倣品はブランド保有者の商標権を侵害するものであるため、関税法により、輸入も輸出も禁止されています。
つまり、偽物をショップに返品するのも違法行為ということです。
逆に、コピーと知っていて模倣品を輸入することも出来ませんので、注意しましょう。